入社式の自己紹介で「趣味はアニメとゲームです」とか言っちゃう人へ
少し前にこういうツイートが話題になっていました。
昨日入社式の自己紹介で新人の子が、趣味はアニメとゲームです!って発言してたんだけどその後上司が、入社式の自己紹介でアニメやゲームって…こういう場で言う趣味って野球とかサッカーじゃないの?ちょっと場違いだよね。とか言われたんだけど前者と後者で何の違いがあるのか私にはわからなかった
— ちろこ (@chiroo721) 2017年4月4日
一般人の視点だと「上司が酷い」という結論になるそうです。
それはちょっと思考停止しているように思います。
上司や同僚や取引先の人が新人さんに併せてアニメとかゲームの話を振ってくれると思いますか?
新人ならまわりの人に併せるべきです。
そのため、最初の自己紹介で趣味を語るのはヤメておいた方がいいでしょう。
趣味が合う人が居ればいいのですが、違う趣味の人からすれば0かマイナスの情報となります。
自己紹介では万人ウケする体験談などを話すのが一般的です。
趣味を言うなら、入社試験で喋った内容と同じでなければいけません。
ゴールはどこなの?
どうして入社試験と同じ感覚で茶番を演じられないのか?と思います。
今の若い人に限った話ではありませんが、内定を貰うことがゴールだと考える人が多いです。
面接官を騙して入社すれば『自分の勝ち』だと思っています。
そうじゃなく内定はスタートラインに立っただけです。
仕事を円滑に進めるのには上司や取引先とのコミュニケーション能力が必要不可欠となります。
職場に配属されてまずやる事は、部署全員の性格や人間関係や趣味を知る事です。
新人に対して仕事を教える役割の人が必ず居るわけですから、その人に根掘り葉掘り聞くのが基本となります。
仕事が出来る人、出世する人は、他人の話に合わせるのが上手です。
入社試験の面接では基本的に茶番対応力を見ています。
茶番を演じて合格したなら、入社後も求められるのは当然です。
試験の際「アニメとかゲームが大好きです」と熱くアピールして入れるような会社なら、『こういう場で言う趣味って野球とかサッカーじゃないの?ちょっと場違いだよね』と言う上司は一人も居ないと思います。
せめて特定のアニメやゲームの名前を挙げて、全く興味が無い人でも食いつきそうな情報でも語れればいいのですが、そういう事が出来ないのなら就職試験の面接の延長線上で喋るべきです。