パンくずリストって本当にSEOの効果があるの?

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本日からはてなブログがパンくずリストで記事カテゴリーを表示出来るようになりました。

staff.hatenablog.com

メニュー画面の「デザイン」から「カスタマイズ」を選んで「記事」の項目を選ぶとパンくずリストの有無が設定可能です。

パンくずリストの目的

パンくずリストはSEOのために設置します。

ブログの階層構造をグーグルのクローラーに提示する効果があるわけですが、逆を言えばそれだけです。

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パンくずリストを設置しても、ユーザビリティの向上はごく僅かだと思います。

はてなブログのパンくずリストもPCのみの設置なので、SEO目的と言っていいでしょう。

 

ただ、グーグルに階層構造を伝える必要があるのは「階層構造を意識して作ったサイト」だけです。

例えば自分がSEO実験目的に作った競馬ブログだと

keibayosou.metabopro.com

サイトのタイトルが「競馬予想ブログ」です。

カテゴリーは

「メインレース予想」

「レース結果・振り返り」

「競馬データ」

「初心者講座」

競馬予想に関連するものばかりにしています。

更に競馬データの下カテゴリーに「血統」「騎手」など細分化をする予定です。

こういうブログにはパンくずリストが必要になるでしょう。

 

内部リンクの効果

内部リンクは

「ここには◯◯というコンテンツがありますよ」

という事をユーザーやクローラーに知らせます。

 

クローラーは周辺に書かれている情報も汲み取ってリンク先にあるコンテンツを評価するわけです。

逆に全く脈略が無いコンテンツから張られたリンクは正しい評価の邪魔となります。

 

つまり、階層構造を伝える必要が無いブログだとパンくずリストを導入するメリットは無さそうです。

ちなみにこのブログは雑記ブログですから、階層構造なんてありません。

他のはてなブログを見てもパンくずリストが必要ないブログばかりです。

それと、はてなブログはカテゴリーを上位・下位と階層構造にする事が出来ません。

階層構造が作りにくいブログサービスとなっています。

ペナルティ

「効果が無い」というのなら全然問題ありませんが、ペナルティの可能性もあります。

必要以上にリンクを張って、閾値を超えると順位が下がるケースを何度か観測しているからです。

 

例えばこのブログにパンくずリストを設置した場合、カテゴリーへのリンクが近い場所に2つ出来ます。

f:id:metabopro:20160801181503j:plain

パンくずリストとタイトル下に2つ出来るわけです。

SEOの趣旨を考えると片方だけで十分だと言えます。

 

実際、上で紹介した競馬ブログも似たような構造になっていて、カテゴリーのワードがペナルティ状態です。

まだ立ち上げて4ヶ月のブログなので経過を観察してからとなりますが、内部リンクを減らして必要最低限にしようと思います。

リンクは「意味がある」もしくは「関連がある」ものに貼るのが基本中の基本です。

そのためはてなブログの方々には安易にパンくずリストを設置して欲しくないと思います。

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