岡崎体育 「ミュージックビデオ」に見る音楽業界が下降する本当の理由

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岡崎体育というアーティストによる
日本の音楽シーンにおける
安易なミュージックビデオ制作に対して
揶揄する曲が少し話題になっています。

岡崎体育 「MUSIC VIDEO」Music Video

何でMVが必要なの?

ミュージックビデオの起源は
ビートルズの説が有力だそうです。

WIKIより引用

イギリスのロックバンド、ザ・ビートルズが新曲リリースの度に、様々なテレビ番組に出演しなければならない事を疎ましく思い、演奏シーンとイメージ映像を組み合わせた映像作品を予め作成し、テレビ局へ提供したのが始まりという説が一般的に浸透している。

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でも今は音楽番組が少ないですし、
MTVみたいな音楽専用チャンネルは
日本だとマイナーです。

「ミュージックビデオは必要ないのでは?」とも思います。

そもそも音楽を聞かない

先日、
音楽離れは「有料の音楽」離れに限らず「音楽そのものから距離を置く」という層が増加

という記事にショッキングなデータが乗っていました。

音楽を

・有料聴取層:
「音楽を聞くためにCDや有料音楽音源など音楽商品を購入したり、お金を支払ったりしたことがある」

・無料聴取層:
「音楽にお金を支払っていないが、無料動画サイトやテレビなどで新たに知った楽曲を聴いた経験がある」

・無関心層(既知楽曲のみ):
「音楽にお金を支払っておらず、以前から知っていた楽曲しか聴かず、新曲は(テレビなどでも)聴かない」

・無関心層:
「音楽にお金を支払わない。特に自分で音楽を聴かない(音楽には特段積極的な好意、関心を持たない。音楽への本当の意味での無関心派)」

と分けてどれくらいの割合か調べた所

音楽業界の問題点
(画像は上記リンク先より転載)

音楽を全く聞かない無関心層の割合が大幅に増えているのです。

上記記事では「若者は無料でも音楽を聞かない」というデータも取り上げ、音楽業界の先行き不安を示唆しています。

ちなみに
「若者が音楽を聞かない」
理由として下記の要因も考えられます。

つまりデータ通信量のパイの奪い合いとなっているわけです。

そのためいくら無料であっても
スマホゲーム、LINE、ニコニコ動画
などとの競争に勝たないと
音楽を聞いてもらえません。

ミュージックビデオというのは
ありきたり過ぎて
他のエンタメコンテンツと
戦えるような状況では無いです。

以前紹介したOK-GOのミュージックビデオくらい高いクオリティでも、他のエンタメと比べると正直どうでしょうか。

結局の所、AKB48の握手会商法が一つの正解です。

フリースタイルダンジョンに出るラッパーみたいに音楽とは別のベクトルで名前を売るというのもアリでしょう。

素人が想像も出来ないような仕掛けが必要だと思います。

音楽業界は生き残る事が出来るでしょうか。

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