「東京が混み過ぎだから地方出身者は地元に帰ってくれ」という主張の正しさ
ちょっと前の話ですが、こういう記事を見ました。
原文はこんな主張です。
はてなダイヤリー様より引用
せめて3親等内が地方出身の奴は出身地方へ帰ってくれ〜
東京は混みすぎて交通機関は死んでるし、新しいスポットが東京にできるとウンヶ月待ち。
人が多すぎてお互いにストレスを抱えあうなんてアホらしい!
地方出身の奴が東京で地方創生に向けて働いてます!って何じゃそりゃ!
地元に、自身のルーツに愛着はないのか?
私は地元に愛着があるので、地元の東京が破綻しないように、
無駄に東京出てきただけの地方民は地元に帰って欲しいと思っています。
この主張に対して
「地方出身者は欧州でいう移民、難民と同じような認識なのか」
と憤るのも解ります。
ただ、自分は香川県出身であるものの「地方出身の奴は出身地方へ帰ってくれ」という意見は賛成です。
高校時代の話。
受験シーズンになり、志望校が決まった時にある一つの傾向に気が付きます。
クラスのカワイイ女の子はみんな地元を離れて東京にある大学に行きたがっていました。
一方自分は家庭の経済状況で国立大学しか無理でした。
東大はちょっと受かりませんし、それ以外の大学には特に魅力を感じなかったので地元の大学に進学する事を決めます。
つまり何が言いたいかというと「カワイイ女の子は流出を阻止すべき」という考えです。
「3親等内が地方出身の奴は出身地方へ帰れ」と言うのも正論で構わないので、人気アナウンサーランキングでトップで両親が香川県出身の水卜アナも返して貰います。
アイドルや芸能人の中には香川県出身を隠して活動する人は多いので、調査して強制送還しましょう。
そんな話はさておき
東京にも1年程住んだことはありますが、何処に行っても混みすぎて時間の無駄を感じました。
「まだ東京で消耗しているの?」と煽るつもりはありませんが、メタボ教授のような自由業の人が住む場所では無いです。
もちろんサラリーマンの方々は仕事場が東京なら、東京かその周辺に住むしかありません。
月並みな意見ですが、東京の混雑を解消するには会社や官公省庁を地方に移転するしか無いです。
官公省庁の地方移転については既に議論が始まっています。
地方在住のメリット
地方在住のブロガーさんはその地域の魅力をアピールしていますが、大自然をアピールをしてもそこに魅力を感じる人がどれだけ居るでしょうか。
文化にしろ食べ物にしろ「東京の方が魅力的」だと感じる人も多いはずです。
地方在住のメリットって、「効率よく生活が出来る事」だけだと思います。
地方=田舎というイメージですが、余程の過疎地域でなければ、衣食住において都市部と何ら変わりありません。
交通渋滞や店での行列と無縁なだけ生活効率が優秀です。
大半のサラリーマンの方々は自宅と会社とを往復するだけの生活だと思います。
毎日1時間も2時間もかけて都内に通勤するのは時間の無駄です。
会社ごと地方に移転した方が生産性が上がるはず。
家畜は地方で飼われるから安く生産出来るわけで、社畜を都市部で飼う必要は何処にあるのでしょうか。
レンタルオフィスの台頭
上記のような事は企業側も分かっていると思いますが、「東京に本社が無い会社は2流」と考える人も多いのも事実です。
やはり本社は東京にあった方が無難だと思います。
ただ近年はレンタルオフィス台頭により、
形だけの東京本社を作ることも可能になりました。
例
今でも小さい会社だと営業マンをアパートに住ませて、そこを「東京支社」としているケースはありますが、それだと来客対応が出来ません。
レンタルオフィスだと応接室や会議室も借りられて、住所や電話の登録も可能です。
東京に居る社員は必要最低限で良くなります。
そんな感じで「東京で仕事をする事自体が非効率で時代遅れ」という意識が浸透すれば日本全体が変わるのではないでしょうか。