プロ野球は交流戦が行われていますが、今シーズンもソフトバンクホークスの強さが目立ちます。

自分はベイスターズファンなので、普段あまりパ・リーグを見ませんが、今年も交流戦でソフトバンクホークスとの差を実感しました。

彼らの目付きを見ると「ドーピングをやっているな」とも思いますが、それを理由にしたら怒られるのでまともに解説します。

データ分析

ホークスは交流戦であっても相手チームのデータをきちんと分析している事に気が付きました。

例えばベイスターズの場合、主砲の筒香に対してはアウトコースにストレート系のボールを投げておけばほぼ大丈夫です。

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逆にボール球でもスロー系は厳禁となります。

ソフトバンクのバッテリーはそれを徹底していました。

また、投手陣については足を絡められると攻略しやすいです。

ベイスターズのキャッチャー戸柱の肩が平凡で、ピッチャーも久保以外は牽制やクイックが下手なので、盗塁阻止率が低いというデータがあります。

ソフトバンクはそこも見逃しませんでした。

また、1巡目と2巡目の狙い玉を変えて戸柱のリードの裏を突いたのも大きかったです。

セリーグ相手のチームだとここまで徹底して弱点を突いてきません。

ベイスターズのラミレス監督だと「先発ピッチャーが右投手なら左バッターを並べる」、「左投手なら右バッターを並べる」といった感じで日によってスタメンが大きく変わります。

一方でソフトバンクは相手の弱点を研究しているので、左右関係なくスタメンをほぼ固定しています。

この差はとても大きいです。

本当は戦術面くらいソフトバンクのレベルが当たり前であって欲しいと思います。

日本のプロ野球は選手の身体能力こそ「アメリカに追い付け追い越せ」で来ていますが、技術や戦術面においては向上していません。

昔と比べて寧ろ劣化しているようにも感じます。

現場から10年も20年も離れている野球解説者が的確な解説を出来ている現状に危機感を持って欲しいです。

育成システムの優位性

ソフトバンクホークスの強さは大量の資金を使って選手を引き抜く「ハゲタカ軍団」という側面も大きいですが、選手育成もしっかり力を入れています。

早くから3軍制度を引いていて、数多くの選手を育てるようになりました。

また、バリオスやスアレスなどプロ実績が殆ど無い外国人も積極的に取っています。

その結果、他球団を圧倒する戦力層になりました。

他のチームも真似した所ですが、そうはいきません。

育成制度や外国人は複数年に渡る保有権を有して無いので、お金を使えば引き抜く事が可能です。

つまり、お金がある球団だからこそ、出来るわけ。

ベイスターズのように選手を引き抜かれる側は、育てるだけ損です。

今シーズンだとラミレス監督は我慢強くロマックを使っていますが、仮に大化けしたとしても単年契約のため来シーズンは他球団に引き抜かれる可能性があります。

ゆえにお金が無いチームが育成選手や外国人を育てるのはナンセンスです。

ベイスターズはそれに気がついたので、ドラフトで社会人や大学生など即戦力の指名を徹底するようになりました。

即戦力ドラフト戦略は「ベイスターズに選手を育成する力が無いから」という説もありますが、FA引き抜き対策というメリットもあります。

社会人や大学生入団選手がFA権を取得するのは30代になってからで、大半は峠を超えてしまうのです。

ゆえにFA移籍されてもダメージは少ないわけ。

近年はドラフト戦略がハマりにハマって、他球団と互角に戦えるようになりましたが、やはりソフトバンクには敵いませんでした。

他チームも頑張れ

ソフトバンクと同じくらいお金を使っている球団は他にもありますが、ただ単にメジャー実績のある外国人やFA選手を買い漁っているだけで、ソフトバンクとの違いは大きいです。

それゆえ、セリーグは近年混戦となり面白いわけですが、やはり目標は「メジャーに追い付け追い越せ」ですから、もっと質が高い野球をして欲しいと思います。

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