グーグルが掲げるSEOの基本「コンテンツイズキング」は終了へ
ここ数ヶ月でグーグルの検索順位に大きな変動がありました。
自分の手持ちブログは何個かありますが、上がったり下がったりまちまちです。
ホワイトハットSEOで運営しているブログが下がるケースもありましたし、ブラックハットSEOでやっているブログが上がったケースもありました。
順位変動を研究してみると
この記事で考察されている通り、自分がやっている分野でもキュレーションサイトや2CHまとめの躍進が目立ちます。
SEOが良く解らなくなった人が沢山居るのは間違いありません。
オリジナリティーは必要ない
まずSEOの基本中の基本として、「オリジナリティは悪」です。
検索している人は検索の答えを求めているだけですから、そうなるのは必然だと思います。
同じタイトルタグの記事が10サイトあったとしましょう。
その内9サイトが同じような内容の記事で、1サイトだけオリジナルの内容だった場合、トップは必ず同じような内容のサイトの中から選ばれます。
ゆえに2CHまとめサイトが上位に来るのは自然です。
ただ、オリジナルの内容を書くサイトの方が被リンクは付きやすくなっています。
一方コピペブログ群は同じようなコンテンツですからナチュラルリンクが分散されやすいです。
そのため今現在は被リンクの評価をほぼ0に調整しているような気がします。
外部リンクが完全0のブログでも上手くやれば
こんな事が可能です。
ブランド力
コンテンツイズキングの時代は終わり、次はブランドSEOだと考える方もいらっしゃいます。
ただ、ここで問題となるのは「ブランドの評価方法」です。
例えば僕のメインサイトである
は、ナチュラル被リンクの多さで言えばパチスロ分野だとトップクラスです(自分で言うのも何ですが)。
でも検索順位はそこまで高くなく、2CHまとめに負けることも多々あります。
ソーシャルでのバズも検索順位に影響した記憶がありません。
はてブでバズった経験が無いのでそこは語れませんが、ツイッターだと下記の記事でバズりました。
記事公開の1週間後にバズり、3日間で約4000人の訪問となります。
ツイッター経由では過去最高の数字です。
それでも検索順位に動きはありませんでした。
ツイッターにはnofollowタグが付いているので当然と言えば当然なのですが、SNSでの拡散こそが正確なブランド力を測るのに手っ取り早い指標だと思います。
グーグルがツイッターでの拡散を評価していないのは今も昔も変わらないようです。
そもそも、グーグルはブランド力を評価するような実力が備わっていません。
僕がやっているようなギャンブル系の分野だとグーグルの中の人は全く知らないわけです。
グーグルの社員が目視で確認しても、どのブログにオーソリティがあるのかよく解らないでしょう。
本来ならWIKIみたいに専門家の目視で検索の質を保つべきですが、グーグルはそういう事をしないので、検索結果の質が一向に上がりません。
実際競馬の分野だと、アフィの文章だけで中身0のブログが上位表示出来ています。
もし仮にブランド力を正確に評価出来たとしたら、不特定多数の人が書いている2CHまとめやNAVERまとめが上位表示される事はないはずです。
結局の所、検索順位は量的なモノと閾値の範囲内で決まります。
沢山の読者を抱えているサイト、コピペだろうがコンテンツ量が多い記事が有利です。
ただ、ペナルティの対象となる閾値に引っかかるとアウトとなります。
SEOって、それだけです。
もし、個人ブログが大手相手に戦うなら、情報のスピードが重要となります。
最初に更新してしまえばトップなわけで、沢山の人に見てもらう事が可能ですから。
言ってしまえば、それがトレンドサイトの手法です。
トレンドサイトはグーグル社員が目視で判定して除去していると言われています。
言い換えればグーグルアルゴリズムの欠陥です。
もちろん今後対策されるでしょうが、最近のグーグルの検索順位の変動を見ている限り「迷走が続いている」状況だと思います。
そのため、あまりSEOを意識せずにブログを書くのが一番です。