セリーグは広島カープが25年ぶりの優勝を決めました。

そんな中でCS(チャンピオンシリーズ)制定以降1度もAクラスに入ったことが無い横浜DeNAベイスターズが初めてAクラスでシーズンを終えられるかもしれません。

ここ10年最下位争いしか見ていないベイスターズファンとしては嬉しい限りです。

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他所は広島カープの記事ばかりになので、このブログはベイスターズが強くなった理由を解説します。

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アマチュア野球の育成力

強くなった理由は簡単です。

戦力をゴッソリ入れ替えただけ

丁度3年前のスタメンは

4石川
6梶谷
8モーガン
3ブランコ
5中村
7多村
9小池
2黒羽根
1三嶋

モーガン・ブランコ・中村紀と夢がある打線でしたが、3年後の今日の試合に出場した人は誰も居ません(梶谷・石川は怪我が原因ですが)。

ちなみに近年FA補強をしたのは現在2軍に居る久保康友投手だけです。

外国人も今レギュラー扱いなのはジャイアンツを戦力外になったロペスだけ。

言い換えればドラフトで取ってきた選手だけでどうにかしました。

ここ2年ドラフト入団の山崎康晃、石田、倉本、今永、戸柱は既に主力選手です。

大学野球や社会人野球のレベルが上がっているからこそ、プロで即通用する人材が多いのだと思います。

特に今年は倉本、宮崎の覚醒と新人戸柱の活躍が大きかったです。

課題だったセンターラインが一気に強化されました。

他が弱くなった

カープは取ってきた中継ぎ外人が両方当たりだったのと鈴木誠也の成長、新井さんの謎覚醒など昨年より格段に強くなったと思います。

しかし、他のチームは怪我人が多すぎました。

野球賭博事件により中継ぎや代打の切り札が居なくなったチームもあります。

ベイスターズは強くなったものの、交流戦もシーズン全体も5割勝っていません。

成長途中

他のチームの状況を考えればAクラスは妥当ですが、きちんと采配すれば2位には入れたと思います。

1年目のラミレス監督はまだまだ勉強中で、実質の指揮はコーチが取っているはずです。

ピッチャーのやりくりに関しては問題ありませんが、打撃に関しては大きな問題を抱えています。

まずは、バントをする事です。

ベイスターズの選手はバントをするのが下手過ぎます。

あれだけ下手ならバント采配自体が間違いです。

バントというのは元々期待値が高い戦術ではありません。

「バントをして2ストライクまで追い込まれ、その後の凡退もバント失敗」と定義すれば、出塁率より低い選手が居ます(戸柱とか戸柱とか戸柱とか)。

そんな選手にバントを指示するのは愚策です。

打球の方向や回転までコントロール出来るならバント戦術もアリですが、ベイスターズの選手でそれが出来るのは石川だけ。

キャンプでバントの技術を上げるか、バントをヤメれば相当な伸びしろがあります。

打順の組み方

にも問題があります。

打順と言うのは「3番がいい」とか「5番がいい」とか良く議論されますが、それはオカルトです。

打順は「前後に誰が居るのか」が重要となります。

ベイスターズの打線の中心は言うまでもなく4番の筒香です。

そのため彼の後ろを打つバッターは好調な人を据える必要があります。

そうしないと「筒香と勝負しない」という選択肢が生まれるからです。

一方で筒香の前の打者はランナーを溜めるのが理想なので、出塁率が重要となります。

先週まではロペスを3番に入れていますが、ロペスは積極的に振るバッターです。

四球が少なく、出塁率は高くないので筒香の前には向きません。

一方梶谷のような足が速いバッターも筒香の前に置かない方がいいでしょう。

梶谷が盗塁などで2塁に行き、1塁が空くと筒香が勝負してもらえないからです。

筒香の前を打つのは四球が選べて盗塁が出来ない宮崎を置くのが理想となります。

以下5番梶谷、6番ロペスが最適です。

何故ならロペスは低めの変化球が全く対応出来ないから。

低めの球を見送るかカットすればいいのですが、それが出来たら今でもメジャーでやっています。

もう治らないものとして誤魔化しながらロペスを使っていくしかありません。

例えば梶谷がランナーに居て盗塁を狙うことにより、低めの変化球を投げにくくなります。

盗塁を防ぐならキャッチャーの右腕付近にストレートを投げるのが効果的です。

しかし、その球はロペスの大好物でもあります。

また、3塁にランナーが居るとパスボールの危険性があります。

これまた低めの変化球を投げにくいです。

そのためクリーンナップの終わりは5番梶谷・6番ロペスが理想の並びとなります。

実際筒香が居ない時の3番梶谷・4番ロペスは噛み合いました。

ところが、3番宮崎・4番筒香・5番梶谷・6番ロペスという本来理想である打順は一回も試した事がありません。

打順をコロコロいじっているにもかかわらずです。

おそらく「足の速い梶谷の前に筒香を置くのは勿体無い」という考えなのかもしれませんが、筒香が梶谷の走塁の蓋になるケースはそれ程多くありません。

何故かと言うと梶谷の打球はほぼ右方向に飛ぶからです。

1塁筒香でバッター梶谷の場合、右方向にヒットを打てば球の転がり方によっては筒香の足でも3塁に行けます。

そのため、梶谷の前に誰を置いても走塁の邪魔になる可能性は低いです。

このように、ベイスターズの打線の組み方というのは前後のつながりを殆ど見てないように思えます。

ピッチャーの相性を見て代打を起用するのは上手いだけに、打者の前後データも重視して打順を組むと更に上積みがあるはずです。

外国人スカウト

今年は外国人スカウトがやらかしました。

阪神ならグリーンウエル、巨人ならフランシスコが「伝説の助っ人」なら、ベイスターズにはそれクラスの助っ人が今年2人も居ます。

まずはロマックです。

ベイスターズ速報様より引用

ジェイミー・ロマックさんの打撃成績で打線を組んでみた
(中)ランナー1塁時打率.308
(遊)カウント1-2時打率1.000
(右)ライト方向への打球の打率.333
(一)対ジョンソン成績1安打1打点
(三)真ん中低め打率.333
(左)対ソフトバンク打率.250
(ニ)土曜出塁率.333
(捕)対広島打率.250
(投)内角低め打率.429

ポジハメ(*^◯^*)がいくらポジっても、実際の打率は0.116です。

あと途中加入でやって来たブロードウェイも衝撃を与えます。

海外スカウトは何をやっているのでしょうか。

一般的に日本のプロ野球のレベルは「メジャーと3Aとの間」と言われています。

僕もその通りだと思いますが、言い方を変えると「メジャー40人枠の下から数えて20人」が日本野球のレベルです。

「メジャーで控え」か「3A調整」をしている選手を契約切れで連れて来て、何人かに一人が当たりとなります。

3Aでもメジャー契約に入らない選手というのは、近年だとメヒアくらい無双状態に入ってないと難しいです。

ベイスターズの連れてくる外国人選手はメジャー契約に及ばない3A選手ばかりなので、ほぼ当たりが入ってないくじを引いているようなものだと思います。

以上がベイスターズの改善点(伸びしろ)でした。

ベイスターズは若い選手ばかりなので、殆どのスタメンが来年も成長します。

今年もドラフトで即戦力が取れれば来年は優勝争いもあるでしょう。

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